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アイテム詳細
PERFECT BLUE [DVD]
竹内義和(原著)
村井さだゆき(脚本)
ジェネオン エンタテインメント
グループ:DVD /ランキング:35455
価格:¥ 3,990
発売日:2003-12-21 /只今品切れ中
竹内義和(原著)
村井さだゆき(脚本)
ジェネオン エンタテインメント
グループ:DVD /ランキング:35455
価格:¥ 3,990
発売日:2003-12-21 /只今品切れ中
カスタマーレビュー
おすすめ度:
メタアニメ
(2008-09-18)
1998年公開の今敏初監督作品。
はじめアニメアニメした感じがあり、「ありゃりゃ?」って感じだったけど、
これは罠なのでお気をつけて(笑)後半からはサイコホラーの真骨頂です。
監督がインタビューで「アニメに出来ることを広げたかった」と言っているとおり、
これまでアニメにありがちだった「展開」を、進んで相対化している。
いってみれば「メタアニメ」。
単に意外性を演出する、とかそんなかわいいもんじゃなくて、見る側の意識の中に期待を植え込みつつ、それを(裏切ると言うよりはむしろ)いともあっさりと剥いでいって無防備にしてしまう。ありがちなアニメを見ているつもりがだんだん作品の得体が知れなくなってくる。だから本当に怖い。
普通はたかがアニメ、と安心しきって観がちなだけに、有効な演出だったと思う。その意味でアニメにしか出せない種類の怖さなのでは。
(また、アニメだから救いになっている部分もある。その加減が絶にしてミョウ。)
今でこそサイコスリラー漫画は興隆を極めているけど、人気漫画をそのままアニメ化したって作品としての成熟度は別問題。作品の良し悪しはアニメ映画という公開の形態を生かしきれるかだ。
その点、この作品の評価はある種定まっているのではないかと思う。この作品の手法を真似ることは出来ても、発想自体を超えていくのは難しいんじゃないかな。
総じて緊張感の途切れることのない展開はさすが。
表現が生々しいので、人によっては見ていて少しつらいかもしれません。
カタルシスもあり見終わった観想は陰惨なものではないけれども。
Who are you?
(2008-05-12)
アイドルのそもそもの意味は「偶像」。
実体はないのだけれど、ファン達のさえない現実に彩りを加えてくれる夢のスクリーンだ。
生身の身体を持った少女が、そんな大多数の人間の快楽を充足させるためのイメージ(=偶像)の役割を背負い込まされたとき、それは暴力へと転化する。
イメージの過剰は少女の元々あったはずの「本当の私」というアイデンティティーさえも攪乱させていく。
実態のないアイドルというイメージが主人公未麻と表裏一体の関係をなしていたころ、それは彼女と二人三脚で人生を歩んでくれるパートナーだった。
しかし、ひとたび彼女が彼女のイメージと道を分かつとき、つまり彼女が大人の女への変貌を望んだとき、イメージは彼女自体に牙を向き始める。
イメージが実害をもたらすわけではない。
問題があるのは、イメージにしがみつき必死にその世界にとどまり続けようとする、大人になりきれない大人たちの方なのである。
自然の神々も、超人的破壊力を備える人造人間兵器も出てこない今敏の監督アニメーション映画第1作。
それは虚構の世界に迷い込まなくとも、我々のリアル自体が十二分に虚構に彩られているということを教えてくれる。
良質なサスペンス・スリラー。
(2007-08-01)
おもしろかったです。私は特別なアニメファンじゃないので専門的な事は言えませんが、素人目にもよくできた構成と脚本だと思いました。
音楽も、いかにもなアイドルソングと緊迫感溢れる音楽とを場面事にうまく使いわけてじわじわと盛り上げていくとこなんか巧かったし、視聴者をも妄想と現実の狭間に連れ込んでしまうとこはアニメでしかできない表現ですね。
捻くるばかりで味がない最近のサスペンスやホラーは見習ってほしい位、シンプルに恐い映画でした。
最後は、…まさか!って感じでした。
お家芸
(2007-07-24)
夢と現実の交錯は、今敏監督のお家芸とも言えるモノであるが、その演出はこのパーフェクトブルーで完成していると言っても良い。今作では、夢なのか、現実なのか、芝居なのか、妄想なのか、それとも精神病が見せる幻影なのか、何がなんだか本当に分からなくなってくる。頭が内容に追いついていかない、引っ張られるような感覚に陥る。
しかしながら、謎を与えるという事は、同時に答えを観客は期待するということであって、一応の解答を出されてはいるのだが、どうにも綺麗には収束しなかった。見終わった後に、ということはアレは何だったのか、という疑問が幾つか出てきて、複線の張り方をもう少し工夫して欲しかった。何がなんだか分からなくなる感覚の表現は素晴らしいだけに勿体無い。
星ひとつ減は性的描写の酷さから
(2007-06-16)
酷い内容です。なんと言うか、評判が良いのは知っていたのですが、そんなに期待しないでみたんです…が、こんなに性的描写がキツイなんて…レイプシーンはとにかく悪寒が走りました。あそこまで酷くしなくても必要なシーンではあったのでしょうが…しかし、よく練られていて作品としては素晴らしく、人物のラインなども美しく、作品に引き込まれて行きました。今敏さんの作品はあとパプリカを見たのですが、乳描くの好きなんでしょうか…出過ぎじゃないですか?
ラストなんですが、女の私の視点から見て、これまでの過去を過去とし、短いシーンですがそれだけで彼女の成長を逞しく感じられ良かったと思います。
おすすめ度:
メタアニメ
1998年公開の今敏初監督作品。
はじめアニメアニメした感じがあり、「ありゃりゃ?」って感じだったけど、
これは罠なのでお気をつけて(笑)後半からはサイコホラーの真骨頂です。
監督がインタビューで「アニメに出来ることを広げたかった」と言っているとおり、
これまでアニメにありがちだった「展開」を、進んで相対化している。
いってみれば「メタアニメ」。
単に意外性を演出する、とかそんなかわいいもんじゃなくて、見る側の意識の中に期待を植え込みつつ、それを(裏切ると言うよりはむしろ)いともあっさりと剥いでいって無防備にしてしまう。ありがちなアニメを見ているつもりがだんだん作品の得体が知れなくなってくる。だから本当に怖い。
普通はたかがアニメ、と安心しきって観がちなだけに、有効な演出だったと思う。その意味でアニメにしか出せない種類の怖さなのでは。
(また、アニメだから救いになっている部分もある。その加減が絶にしてミョウ。)
今でこそサイコスリラー漫画は興隆を極めているけど、人気漫画をそのままアニメ化したって作品としての成熟度は別問題。作品の良し悪しはアニメ映画という公開の形態を生かしきれるかだ。
その点、この作品の評価はある種定まっているのではないかと思う。この作品の手法を真似ることは出来ても、発想自体を超えていくのは難しいんじゃないかな。
総じて緊張感の途切れることのない展開はさすが。
表現が生々しいので、人によっては見ていて少しつらいかもしれません。
カタルシスもあり見終わった観想は陰惨なものではないけれども。
Who are you?
アイドルのそもそもの意味は「偶像」。
実体はないのだけれど、ファン達のさえない現実に彩りを加えてくれる夢のスクリーンだ。
生身の身体を持った少女が、そんな大多数の人間の快楽を充足させるためのイメージ(=偶像)の役割を背負い込まされたとき、それは暴力へと転化する。
イメージの過剰は少女の元々あったはずの「本当の私」というアイデンティティーさえも攪乱させていく。
実態のないアイドルというイメージが主人公未麻と表裏一体の関係をなしていたころ、それは彼女と二人三脚で人生を歩んでくれるパートナーだった。
しかし、ひとたび彼女が彼女のイメージと道を分かつとき、つまり彼女が大人の女への変貌を望んだとき、イメージは彼女自体に牙を向き始める。
イメージが実害をもたらすわけではない。
問題があるのは、イメージにしがみつき必死にその世界にとどまり続けようとする、大人になりきれない大人たちの方なのである。
自然の神々も、超人的破壊力を備える人造人間兵器も出てこない今敏の監督アニメーション映画第1作。
それは虚構の世界に迷い込まなくとも、我々のリアル自体が十二分に虚構に彩られているということを教えてくれる。
良質なサスペンス・スリラー。
おもしろかったです。私は特別なアニメファンじゃないので専門的な事は言えませんが、素人目にもよくできた構成と脚本だと思いました。
音楽も、いかにもなアイドルソングと緊迫感溢れる音楽とを場面事にうまく使いわけてじわじわと盛り上げていくとこなんか巧かったし、視聴者をも妄想と現実の狭間に連れ込んでしまうとこはアニメでしかできない表現ですね。
捻くるばかりで味がない最近のサスペンスやホラーは見習ってほしい位、シンプルに恐い映画でした。
最後は、…まさか!って感じでした。
お家芸
夢と現実の交錯は、今敏監督のお家芸とも言えるモノであるが、その演出はこのパーフェクトブルーで完成していると言っても良い。今作では、夢なのか、現実なのか、芝居なのか、妄想なのか、それとも精神病が見せる幻影なのか、何がなんだか本当に分からなくなってくる。頭が内容に追いついていかない、引っ張られるような感覚に陥る。
しかしながら、謎を与えるという事は、同時に答えを観客は期待するということであって、一応の解答を出されてはいるのだが、どうにも綺麗には収束しなかった。見終わった後に、ということはアレは何だったのか、という疑問が幾つか出てきて、複線の張り方をもう少し工夫して欲しかった。何がなんだか分からなくなる感覚の表現は素晴らしいだけに勿体無い。
星ひとつ減は性的描写の酷さから
酷い内容です。なんと言うか、評判が良いのは知っていたのですが、そんなに期待しないでみたんです…が、こんなに性的描写がキツイなんて…レイプシーンはとにかく悪寒が走りました。あそこまで酷くしなくても必要なシーンではあったのでしょうが…しかし、よく練られていて作品としては素晴らしく、人物のラインなども美しく、作品に引き込まれて行きました。今敏さんの作品はあとパプリカを見たのですが、乳描くの好きなんでしょうか…出過ぎじゃないですか?
ラストなんですが、女の私の視点から見て、これまでの過去を過去とし、短いシーンですがそれだけで彼女の成長を逞しく感じられ良かったと思います。
