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アイテム詳細
serial experiments lain TV-BOX
仲井戸“CHABO”麗市(その他)
ジェネオン エンタテインメント
グループ:DVD /ランキング:2657
価格:¥ 8,992
発売日:2005-09-22 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
今、改めて振り返ると
(2008-07-19)
深夜枠ではじめてみた時、物凄い音と色使いのセンスに圧倒され、安倍さんのキャラと相俟って、頭から離れなくなったものです。あれよあれよとその世界観に引き込まれていって、yoshitoshi ABe lain illustrations(旧版)もGETして、果ては修士論文にまで登場させてしまった、忘れられない作品です。
発売してすぐにこのBOXを購入していたのですが、また今改めて振り返ると、Wiredと呼ばれたNetwork社会の世界観の提示よりも、lainという存在の、その微妙な位置が重要で、「御伽噺」のように語られる中に、絶妙の均整が紡がれている作品、という印象です。。言葉にしづらいですが、現今の世相を振り返る時、リアルタイム時に感じたもの以上に、私たちの心が、身近な存在の確かさや温かさを素通りし、浮かんだ情報の中に自己の定義し、存在を曖昧にし、生きている実感が欠落しているような、地に足がつかない状態に陥ってしまうような、そんな不確かな浮遊感が全編を覆っているような感じがするのです。
追求すれば、そこになにか明確な答えが秘められているわけではないと思いますが、思考する鏡としては、なかなか価値の落ちない作品だと思う次第です。
P.S.
ウェザーブレイクは確かに収録しておいてほしかったですね。:)
我々は「繋がっている」?
(2008-06-28)
少々難解で見る人を選ぶ作品。
我々の世界ではネット上でのコミュニケーションは、明白に現実でのそれの下位に位置付けられている。しかし、この作品では技術が進歩し両者は等価のものとなっている。
それが当然のこととなった世界で何が起こり得るかを、この作品は示唆しているように思う。
lainの様にネットに完全な形で接続できたら、当然現実と虚構の境界は曖昧になるのではないか?「リアルワールドなんて全然リアルじゃない」という言葉が出るのも当然といえる。
さらに、ネット上での自分がリアルになり、現実と同等の価値をそこに見出したら、当然自己は分裂していくのではないか?玲音の様な心に空白の多い人間は尚更である。
無論、実際はlainも玲音もなく、自分は自分一人しかいない。だが、それは確実に起こり得る(または、既に起こっている)ことなのだ。
エヴァの直後、そしてネットがまさに全盛になろうとしている98年という時代に、描かれるべくして描かれた前衛的で示唆的な良作。時代相応の画の荒れが時々見られるので、評価は4としたが、内容的は5を付けたい。
ちなみに、OPのDUVETは個人的にアニメ主題歌の中で一、二を争う名曲。
予言実行しましたね。
(2008-06-27)
「serial experiments lain」は皆さん仰る通り極めて独特な作品構造で
観る者を選ぶと言われる内容は過剰な情報ネットワーク化社会への警鐘を軸に
「集合的無意識」「自我」といったものを
他に類を見ない独自の世界観と演出でどん底まで掘り下げた一級品、
唯一無二のアニメと言えるでしょう。
核心的なことは書けませんが、モニターとスピーカーから得られる情報が
「全て」において必ずしも真実とは限らないということです。
そもそも「真実」とは何をもって「事実」たり得るのか?
気になる方は、とにかくOPだけでも観て下さい。
OP観るだけなら簡単ですから。
。
(2008-04-28)
2008年現在に観てしまったので、今の世界に基づいた感想しか言えません。
まず、この作品の構造のすべては「明らかにしないこと」、それに尽きます。
あんたまさか………いや、やっぱりいいわ。みたいな構図が何度も出てきます。
エヴァを謎解きとしてしか捕らえられなかった世代に人気があるのは分かりますが、
今それを見てもさすがに辟易としてしまいました。
万人向けではない、というような紹介のされ方が良くされています。事実そうでしょう。
しかし、その原因を具に見てみるに、それは物語の難解さゆえではなく、
テンポの悪さが要因であると思えるのです。それが難解そうに見える原因でもあります。
起承転結を完全に無視し、会話すらスムースに行わせないそれは、
演出であるのかもしれませんが、熱狂的なファンを生み出す一方で、
物語の本質を曖昧模糊なものにしてしまっています。
(事実方々のレビューを観てもその記述は曖昧でありどうとでも取れるものばかりだ)
当時の掲示板のログを見てみれば分かるが、映像面で引かれた人が多い。
が、革新的な表現手段は時が過ぎれば過ぎる程意味を失うものでもある。今、そこに価値は無い。
四回見た感想です。
(2008-03-24)
これまでに、この作品全体を四回見ました。
その感想ですが…
一回目… 難しい…エヴァより難しい…マトリックスですか?
玲音の気持ちはよくわかったけど…もう一回見ないと…
数日後
二回目… あ…何かわかってきた…え…でもそれじゃあつまり…
数ヵ月後
三回目… そうだったのか!よくわかりました☆
数年後…
四回目… は!画集を見た後であの頃には気づかなかった新発見が…深いな…
自我や意識の集合体など、
非常に哲学的なテーマを全体として扱っていますので、
当然、好き嫌いはあるでしょう。
それでも、アニメの勉強として一度は見てもらいたい作品です。
…気持ち悪くならない人に限り。。。
おすすめ度:
今、改めて振り返ると
深夜枠ではじめてみた時、物凄い音と色使いのセンスに圧倒され、安倍さんのキャラと相俟って、頭から離れなくなったものです。あれよあれよとその世界観に引き込まれていって、yoshitoshi ABe lain illustrations(旧版)もGETして、果ては修士論文にまで登場させてしまった、忘れられない作品です。
発売してすぐにこのBOXを購入していたのですが、また今改めて振り返ると、Wiredと呼ばれたNetwork社会の世界観の提示よりも、lainという存在の、その微妙な位置が重要で、「御伽噺」のように語られる中に、絶妙の均整が紡がれている作品、という印象です。。言葉にしづらいですが、現今の世相を振り返る時、リアルタイム時に感じたもの以上に、私たちの心が、身近な存在の確かさや温かさを素通りし、浮かんだ情報の中に自己の定義し、存在を曖昧にし、生きている実感が欠落しているような、地に足がつかない状態に陥ってしまうような、そんな不確かな浮遊感が全編を覆っているような感じがするのです。
追求すれば、そこになにか明確な答えが秘められているわけではないと思いますが、思考する鏡としては、なかなか価値の落ちない作品だと思う次第です。
P.S.
ウェザーブレイクは確かに収録しておいてほしかったですね。:)
我々は「繋がっている」?
少々難解で見る人を選ぶ作品。
我々の世界ではネット上でのコミュニケーションは、明白に現実でのそれの下位に位置付けられている。しかし、この作品では技術が進歩し両者は等価のものとなっている。
それが当然のこととなった世界で何が起こり得るかを、この作品は示唆しているように思う。
lainの様にネットに完全な形で接続できたら、当然現実と虚構の境界は曖昧になるのではないか?「リアルワールドなんて全然リアルじゃない」という言葉が出るのも当然といえる。
さらに、ネット上での自分がリアルになり、現実と同等の価値をそこに見出したら、当然自己は分裂していくのではないか?玲音の様な心に空白の多い人間は尚更である。
無論、実際はlainも玲音もなく、自分は自分一人しかいない。だが、それは確実に起こり得る(または、既に起こっている)ことなのだ。
エヴァの直後、そしてネットがまさに全盛になろうとしている98年という時代に、描かれるべくして描かれた前衛的で示唆的な良作。時代相応の画の荒れが時々見られるので、評価は4としたが、内容的は5を付けたい。
ちなみに、OPのDUVETは個人的にアニメ主題歌の中で一、二を争う名曲。
予言実行しましたね。
「serial experiments lain」は皆さん仰る通り極めて独特な作品構造で
観る者を選ぶと言われる内容は過剰な情報ネットワーク化社会への警鐘を軸に
「集合的無意識」「自我」といったものを
他に類を見ない独自の世界観と演出でどん底まで掘り下げた一級品、
唯一無二のアニメと言えるでしょう。
核心的なことは書けませんが、モニターとスピーカーから得られる情報が
「全て」において必ずしも真実とは限らないということです。
そもそも「真実」とは何をもって「事実」たり得るのか?
気になる方は、とにかくOPだけでも観て下さい。
OP観るだけなら簡単ですから。
。
2008年現在に観てしまったので、今の世界に基づいた感想しか言えません。
まず、この作品の構造のすべては「明らかにしないこと」、それに尽きます。
あんたまさか………いや、やっぱりいいわ。みたいな構図が何度も出てきます。
エヴァを謎解きとしてしか捕らえられなかった世代に人気があるのは分かりますが、
今それを見てもさすがに辟易としてしまいました。
万人向けではない、というような紹介のされ方が良くされています。事実そうでしょう。
しかし、その原因を具に見てみるに、それは物語の難解さゆえではなく、
テンポの悪さが要因であると思えるのです。それが難解そうに見える原因でもあります。
起承転結を完全に無視し、会話すらスムースに行わせないそれは、
演出であるのかもしれませんが、熱狂的なファンを生み出す一方で、
物語の本質を曖昧模糊なものにしてしまっています。
(事実方々のレビューを観てもその記述は曖昧でありどうとでも取れるものばかりだ)
当時の掲示板のログを見てみれば分かるが、映像面で引かれた人が多い。
が、革新的な表現手段は時が過ぎれば過ぎる程意味を失うものでもある。今、そこに価値は無い。
四回見た感想です。
これまでに、この作品全体を四回見ました。
その感想ですが…
一回目… 難しい…エヴァより難しい…マトリックスですか?
玲音の気持ちはよくわかったけど…もう一回見ないと…
数日後
二回目… あ…何かわかってきた…え…でもそれじゃあつまり…
数ヵ月後
三回目… そうだったのか!よくわかりました☆
数年後…
四回目… は!画集を見た後であの頃には気づかなかった新発見が…深いな…
自我や意識の集合体など、
非常に哲学的なテーマを全体として扱っていますので、
当然、好き嫌いはあるでしょう。
それでも、アニメの勉強として一度は見てもらいたい作品です。
…気持ち悪くならない人に限り。。。
